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その日のまえに

年が明け、仕事が始まりあっという間に日常に戻り
ました。
正月は久しぶりに家族とゆっくり過ごすことができ、
よいお正月でした。

本をゆっくり読む時間もあり、こちらの本を読んで、人生が限られた
時間であり、だからこそ大切にしなくては改めて意識させてくれる
物語でした。

その日のまえに (文春文庫)
重松 清
1月7日その日の前に

「その日」とは人生最後の日です。

(正月早々、不吉でご気分悪くされましたらごめんなさい)

死は誰の身にも平等にやってきます。

普段は、自分の人生が限りあるものだと意識して暮らす
ことは少ないと思います。

しかし突然、自分の命が残り限られたものと宣告されたら、
人は残りの時間をどう生きていくか。

また残される人たちは、間もなく会えなくなる大切な
人とどう接していくか。


家族と楽しいひと時を過ごしながら、この時間は永遠ではないのだな、
と身近な人たちと過ごす時間の大切さを気づかされました。


本のタイトルと同名の短編を含め、7つの短編集です。

特に2人の幼い子供をもつ30代の若い夫婦の物語、
「その日のまえに」
「その日」
「その日のあとで」
の3つの短編は、

がんにかかった妻が
余命長くない事実を知り、
残酷な現実に夫と悲しみに暮れるところから、
次第に現実を受け入れ、思い残すことのないよう
残りの人生を生きる姿が前半の物語、

そしていよいよ妻が亡くなる朝、
夫は幼い子供らと最後の床に向かい、
お別れをする中盤の物語、

妻・母親の死を受け入れ、家族のきずなを意識して、
残された夫、子供たちが日常を過ごしていく後半の物語

の3部の物語です。

大切な人との別れはとても悲しいものです。

でもどう抗っても、確実に「その日」に向かって時計は進んでいく。

ならば残された時間を大切な人と悔いなく過ごす、
逝く人が安心して旅立てるように、
残された人はいつまでも美しい思い出とともに力強く生きていけるように。


人生は永遠ではない。
でも限られた時間だからこそ、輝く人生を生きられるよう、
一瞬一瞬を大切に生きていく。

自分は生かされているのだなという感謝の念も湧いて、
新しい年は、生きる意味を強く意識して、スタートです。
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自動機・省力化機械の開発・設計・製造組立の天竜精機

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