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エリーの故郷

NHKの連続テレビ小説「マッサン」は、最近珍しく見続けているドラマだね。「金髪の外人妻がヒロインとして登場するのかぁ。」と見始めたわけだけど、もう一つの理由はスコットランドに惹かれてというところがあるね。ドラマの中でスコットランド自体はそんなに登場してくるわけではないけれど、なんとなく気になって見てしまうんだよね。

 以前にもちらっと触れたけれど、実は僕が初めて仕事で海外出張したのがスコットランド。出向先のカントリーリスク調査機関の仕事(受託研究)で、英国の地域金融機関の動向調査レポートを書くことになり、英国銀行協会の紹介を受けて、スコットランドの田舎町を営業地盤としているとあるBuilding Societyを訪問させてもらったんだよね。Building Societyは日本で言えば信金さんに該当する金融機関といったところかな。エディンバラ空港まで赤鼻の役員さんが出迎えに来てくれて、親切に対応してくれたなぁ。英国では地方銀行がほとんどないんだよね。スコットランドには発券銀行機能も持つ、Bank of Scotlandなどがあるけど、イングランドやウェールズの地方銀行はすべて四つの大手商業銀行に集約されてしまったんだ。だから、こうした欧州金融機関の歴史的経緯を調査しつつ、今だに100行以上がしのぎを削っている日本の地域金融機関の行く末を考えてねというのが旧大蔵省からの委託研究だったわけ。今年に入って金融庁が地方銀行に対して統合・再編への圧力を強めているけれど、この問題は地域金融機関にとって古くて新しい問題だね。

 さてそのスコットランド。大きくハイランド地方とローランド地方に分かれ、ハイランド地方では、樹木のない荒涼とした山々の裾野にLoch(=Lake)と地元ゲール語で呼ばれる湖が点在し、その湖畔にウィスキーの醸造所がたたずむ風景が懐かしいね。まさに「マッサン」に登場するあの風景だよ。家族が赴任する前に一人スコットランドを一周し、Loch Nessなども見て回ったけれど、なんか随分地の果てまで来ちゃったなあという感じだったね。イングランド人とスコットランド人の関係は微妙で、ロンドン・シティーではスコットランド出身者のスコットランド訛りの強い英語は何かとからかいの対象にもなっていたね。Lochをゲール語発音でロッホと読むと「そうじゃないわよ。ロックよロック!」といちいち英会話学校のイングランド人教師に直されたものだよ。

 民族自決で既存国家が小国への分裂と向かう一方でEUという大統合が進む欧州の歴史のうねりはどう進み、その中でスコットランドはどんな選択をするのだろうか。あの当時関わった懐かしい人たちの顔とともに妻と二人でBBCニュースなどを見ている最近だね。以上
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自動機・省力化機械の開発・設計・製造組立の天竜精機

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