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新商品の開発とは

先日、本屋でふらーっとしていたら
「戦略の教室」という本があった。
人類3000年の歴史で培われた主要戦略、戦略コンセプトが書かれていた。
孫子、アレクサンダー大王の戦略が現代のビジネスに繋がるようです。
その中で考えさせられた事例が松下電器(パナソニック)の話しがありました。
家電の市場成熟で売上が落ち込んでいたのですが
ホームベーカリーを皮切りにヒット商品を出し続ける事ができたのです。
1970年に家電市場が成熟し、戦略の焦点を家電から
ハイテク、産業用製品に移し、家電の3事業所を
「電化調理事業部」として統合しました。
そして、目指すべき方向のヒントやアイディアを見つけるため
アメリカ人の日常生活のトレンドを観察する企画チームをアメリカに派遣しました。
それが新しい方向性を気付かせるきっかけになったのです。
企画チームは「イージーリッチ」というコンセプトを感えました。
忙しく働く女性に向けて、食事の準備を簡単にすると同時に
おいしく、栄養豊かなものにするという意図が込められています。
そこで「ホームベーカリー」の開発が始まりました。
最初はうまくできなかった為、ソフトウェア担当の女性が、
大阪コクサイホテルのチーフ・ベーカーでパンづくりを学ぶ事にしたのです。
そこで、実際に何度もパン生地を練ってみたようです。
生地練り・焼き上げのプロセス観察の為数名のエンジニアも派遣されていたようです。
何度もパン生地を練った女性は「ひねり伸ばし」という言葉で
熟練のパン職人の技を表現したのです。
この表現からエンジニアたちはヒントをえて、ヘラと容器の形状を工夫し、
誰でもおいしいパンを全自動で焼けるホームベーカリーが完成したのです。
ここでよかったのが、体験を優先し、
具体化を促進し象徴的な言葉で表現した事なのです。
方法を考えても直結したアイディアはなかなか出て来ないので
実際の作り方を体験し、機械でやる為にはどうやろうと考える事で
職人のやりかたそのものを実現する方法が見つかったんだと思う。

天竜精機ではコネクタの組立機を主に作っているのだが
そこから別の市場も広げようといろいろ探している。
その中で、ハーネスの組立機を作ろうと検討しているのだが
なかなか上手い自動化ができない。
やわらかい物は自動化が難しい。
この工程を自動化する為にこんな方法はどうですか
と提案をするのだが、削減できる人は数人なのに
設備の金額は数千万になってしまう。
これではメリットがない。
そこで気付いたのが、ハーネスづくりを実際に体験したり、
実際のやり方を見る中で自動化のヒントが見えてくるかもしれない。
実際のやり方が解からない中で最善の自動化はできないなーと感じた。
お客さまと相談し、実際の現場を見る中で
この部分が大変とか、時間がかかる、という所を見つけ
効果がある自動化を提案していきたい。

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自動機・省力化機械の開発・設計・製造組立の天竜精機

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