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元上司

今月第二週は当社の県外協力企業さんをKさんと共に訪問したんだけれど、久しぶりに東京に泊まることになったので、調査機関に出向していた時代の元上司と10数年ぶりに銀座で飲んできたよ。大手生保の役員を退任されて今は関連会社のトップを務められている方だけれども少しやせたのかなぁ。でも10数年のブランクはすぐ埋まってしまうのが不思議だね。総務部の課長と部下、続いて中東・アフリカ部の次長と課長という関係だったけれど、総務部から中東・アフリカ部へのセットでの異動には僕の不始末が大きく絡んでいたんだよね。

 当初、二人して総務部の業務課という対外窓口の担当をしていて、経費節減のためにその調査機関のパンフレットを業者丸投げでなく自分たちで作れという話になったんだ。さすがに印刷は自分たちでできないので業者の選定に入ったわけだけれど、そこへ大蔵省(当時)出身の理事長、日銀出身の副理事長双方から「僕の知り合いでこういうところがあるから~」と暗に「ここを使え!」というプレッシャーをかけられてしまったわけだ。普通に考えれば一番の権力者の理事長紹介業者ということになるんだろうけど、どうみても出来が悪い。そこで一本気な僕は理事長のところに行って「当機関のためには副理事長の推薦先にしたいと思います。」と事前了解をとったんだ。筋論で言われてしまうと理事長も「そうか分かった。」と言うしかなかったとは思うのだけれど、一応了解してくれた。ところが後日、理事長室に呼ばれて、「君のお陰で印刷業者に文句を言われてしまったじゃないか!」ときついお叱りが。最初は黙ってお叱りを受けていた僕も次第にムカムカしてきて、つい「理事長は『分かった。』」と言われたじゃないですか!」と言い返したところ、「もういい、下がれ!」となり、間もなく出張中で直接責任のなかった上司ともども中東・アフリカ部へ左遷となったというわけなんだよね。

 今思うに理事長にも立場というものがあったんだろうなぁ。元上司に「当時は迷惑をかけました。」と改めて謝ったけれど、一方でしらじらと「その後も全然成長がないですよ。本質的にはちっとも私は変わっていないですね。」と言うと「君は苦労人だからね。」と笑って声を掛けてくれたよ。元上司も今後の人生で新たな展開を考えているとのことで「君にこうした話をすれば『それは面白いですね。どんどん行きましょうよ!』って背中を押されると思っていたよ。」って良く分かっているじゃないですか。お互いに再会を約束して別れたけれど、また、何年かして会うのが楽しみだね。人生は長いけれど、長過ぎるほどでもない。自分たちはお世話になった社会に対してどんな恩返しができるのか、お互いにまた語り合いましょう。以上

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自動機・省力化機械の開発・設計・製造組立の天竜精機

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