失敗は必要だ

先日、夜のニュースを見ていたら
イチローと稲葉さんの対談をやっていた。
イチローは今42歳なのだが
現役大リーガーとして活躍している。
ここまでできるのもイチローの志の強さなのだろう。
その話の中で感心した事が2つあった。
一つは、自分の身の丈にあった鍛え方が必要という事だった。
最近は筋力をつける事が流行っているようで
シーズンオフに筋力トレーニングをしているようだ。
しかし開幕してからいい成績が出せない。
筋肉が邪魔をして思ったようにバットが振れない。
バッティングのスピードが落ちているようだ。
中盤になるとだんだん痩せてきて
元のスピードに戻り、打てるようになってくる。
骨格などが変わらないのに筋力だけ付けても
体がついていかなくなるといっていた。
人がやっていい結果がでたからといって
同じように自分でやってもうまくいかないという事だ。
自分にあった成功事例を更に進化させるのが
いい結果に繋がる基だと思った。

二つ目は失敗を繰り返し一流になっていくと言っていた。
失敗をせず、挫折がなく成功しても薄っぺらだ。
まねしたらうまくいった、そんな事の繰り返し成功しても
その繰り返しで認められても少し違ったパターンだと対応できなくなる。
失敗から本質を見抜き対応する事で同じような困難があっても対応できる。
それこそが一流なのだろう。

設計業務の中で設計変更が幾度かある。
それは会社の損失になるため減らす努力をしている。
設計変更の事例を伝え共有したり
機械設計の基礎を伝えたりしている。
一人の失敗(一回の失敗)をメンバー全員の経験とし
自分で失敗経験しなくても間違えない設計者になってもらいたいという思いもある。
しかしうわべだけで、これはいけない事
こういう場合はこうするという知識がついても
同じような問題が発生してしまう。
その真髄を理解できなければ意味がない。
自分で失敗し、現場から怒られて
上司から「こんなことも知らなかったのか」と言われると
「ちくしょう、二度とこんなことはしないぞ」と思うだろう。
効率よくやることも大切だが、失敗を繰り返し反省し
自分の肥やしにしていくことが一流になる秘訣なのかとも感じた。
常に向上信を持ってチャレンジする状況を作り
経験を積み重ねる事で一流と云われる設計者になるのだろう。
やらせて、失敗させ、反省する
これも一流になるためには必要なことだろう。


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自動機・省力化機械の開発・設計・製造組立の天竜精機

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