理想と現実2

先日のリオ五輪予選で日本女子代表(なでしこ)は思わぬ敗退をしてしまったね。一方、最近どうもなでしこに比べると扱いが軽くて可哀相な男子の五輪代表(U-23日本代表)は予選を兼ねたU-23アジア選手権で全勝優勝したわけだけれど、この違いはどこから来たのだろう。U-23日本代表は前評判が低くて、アトランタ五輪以来続けてきた連続出場が途切れるんじゃないかと心配されていたんだけれど、ふたを開けてみれば堂々の全勝だからね。

 U-23日本代表のサッカーはまず守りを固めた上での速攻中心のカウンターサッカーが基本戦術で、評論家の間では弱者のサッカーなどと評判が良くなかったのだけれど、監督はチームメンバーの能力やライバルチームとの力関係を踏まえた現実的なサッカーをしたということだと思うね。日本のサッカーは伝統的に華麗なパスサッカーを理想としていて、ポゼッション(ボール保持.)を維持しながらの能動的な崩しによる得点を目指す姿としていることから、U-23のサッカーを弱者のサッカーだと揶揄することになったわけだけれど、さてどうなんだろう。結果を出したサッカーがその大会での強者のサッカーではないのか。逆に言うとライバルチームに研究されつくして勝てなかったなでしこのパスサッカーは、現実としての結果が出なかった弱者のサッカーということにもなってしまう。

 代表の監督はまだ国内外の選手を選抜できるので自らの理想に沿った選手を集められる可能性を持っているが、クラブチームの監督はチーム内にどういう選手がいるかという現実と目指す理想との間でどう戦うかの戦術を決めなくてはならない。我々中小企業も同じで、大企業のようにダメなら即交代ではなく、社員を生かし、更に成長してもらいつつ、現実との間の中で理想やあるべき姿を追求していくことになる。当社もトライアンドエラーでいいので、運用面特にヒトのことも常に頭に置きつつ、あるべき姿に向けてどんどん変えていったらいいと思う。皆がこうしたいという意見は歓迎されているわけなので、自らの意見に責任を持って取り組んで欲しいね。そしてその過程で皆一人ひとりが成長をしていって欲しいとも思う。ずっと当社はプロセス重視であまり結果にこだわってこなかったけれど、結果を出し切ってこそ、関わった担当者には大きな成長がもたらされるのだから。

 皆は筋論を言われるとすぐに「そうですよね!」と簡単に納得してしまうけれど、大事なのは目的を共有しつつも方法論を自分たちが必ずやり続けられるよう現実に即して練りつくすということだろうと思うね。その内ほとぼりが冷めて来たらフェードアウトでは当社は成長して行けない。必ず実行し続けなくてはならないものだとすれば、安請け合いは出来ないはずだ。簡単にヒトがいないことを出来ない理由にしてはいけない。でも「多分その内やらなくなってもいいや!」での「おっしゃるとおり」でもいけない。部課長の皆さんは理想と現実の間で頭を絞って、必ず続けられて結果を出せる方策や仕組み、態勢を作っていって欲しい。そしてそのプロセスの中でヒトを育て、今度はすんなりとあるべき姿を形に出来るような人材のいる会社にしていって欲しいね。いつか天竜精機をまた訪れる機会があって、「なるほどそんな風に変えて、回し続けているんだね!」「それにしてもお前ら成長したな!」と言う日が来ることをとても楽しみにしているよ。以上
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